CLINICクリニック案内

理事長挨拶

当院では、患者様の生活上のQOLの向上を目指しており、透析療法を受けていても、より元気に、合併症の発生も少なく、仕事を含め普通の社会生活を送ることができるようにと考えています。
また、より良い透析環境を維持するため、開業当初よりウイルス除去能のある空気清浄器を設置し、緊急の場合や、急性感染症に対応するため個人透析機のある個室を用意しています。
また、落下時破損してけがの原因になる蛍光灯を、軽量でガラスを使っていないLED照明にしています。
車いすの患者様にも対応し、車いすで乗車できる送迎車で自宅前まで送迎をしております。

理事長 加藤 伸之輔

診療について

内科を中心に、人工透析治療を行っています。当院では、希望される方にオンラインHDFを行っています。
これは、通常の血液透析(HD)に加え血液ろ過(HF)を行うことにより、血液透析によって生命に直接影響のある低分子量の有害物質を除去し、血液ろ過透析でアミロイドを含む有害な中分子~高分子量の物質も除去し、透析アミロイドーシス等の長期的な合併症の発生を抑えようとするものです。
オンラインHDFにより、掻痒症、関節痛、イライラ感、色素沈着に有効と報告されていて、透析アミロイドーシス、尿毒症性心筋症、免疫能低下、動脈硬化抑制等の効果が期待されています。
また小規模のデータではありますが、生命予後が改善されると報告されています。
オンラインHDFを行うための高純度透析液の基準を守っています。

診療時間

内科診療
9:00~12:00
15:00~18:00
人工透析
7:00~12:00
12:30~18:00

当院は早朝7:00より透析治療を開始しています。患者様からは、午後の時間が有効に使えると評判です。
夜間透析も21:00まで行っていますので、お仕事の帰りに透析という選択もあります。
患者様のライフスタイルに合わせたお時間を選択してください。

院内紹介・設備

透析機器

透析機器

透析機器はJMS社製のGC-110Nを採用しています。

  • 自動プライミング機能
  • 自動脱血液機能
  • 急速補液機能
  • 自動返血機能

を兼ね備えています。

またこの機能を使用するためには、透析用水の厳格な水質管理条件に適合する施設のみしか使用出来ず、専任の臨床工学技士が透析液を管理し、安心、安全な治療を行っています。

送迎車

送迎車

車いすの患者様にも対応し、車いすで乗車できる送迎車で自宅前まで送迎いたします。
いつでもお気軽にご相談ください。

診療方針

当院は、オンライン資格確認を行う体制を有しており、患者さまの受診歴、薬剤情報、特定健診情報その他診療情報を取得・活用して、より適切な医療を提供できるように取り組んでいる医療機関です。

当院では、算定した診療報酬の区分・項目の名称及びその点数又は金額を記載した詳細な明細書を患者に無料で交付しております。

当院は後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用に積極的に取り組んでおります。
医薬品の供給が不足した場合には、適切に処方変更等の対応ができる体制を整えております。お薬が変更となる場合には、患者様にご説明いたします。

現在、一部の医薬品の供給が不安定であり、また、令和6年10月より、後発品のある先発品を患者さまのご希望を踏まえ処方した場合には、新たな患者負担が発生する制度が導入されています(医療上の必要性がある場合等は除く)。
当院では、薬局で患者さまへスムーズに医薬品が提供されるよう、国の推進する一般名処方を実施しております。
一般名処方とは、商品名ではなく有効成分を処方箋に記載することであり、有効成分が同一であれば、薬局さまにて原則どの後発品も調剤可能とする方法です。なお、医薬品によっては一般名処方ができない場合もありますこと、あらかじめご了承ください。
ご不明点等がございましたら、医師までご相談ください。

当院は、入院及び外来において後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用に積極的に取り組んでおります。
医薬品の供給が不足した場合には、適切に処方変更等の対応ができる体制を整えております。お薬が変更となる場合には、患者さまにご説明いたします。

「個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書」の発行について
当院では、医療の透明化や患者への情報提供を積極的に推進していく観点から、令和4年4月1日より、領収証の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行することと致しました。
また、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担のない方についても、令和4年4月1日より、明細書を無料で発行することと致しました。
なお、明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されるものですので、その点、御理解いただき、ご家族の方が代理で会計を行う場合のその代理の方への発行も含めて、明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨お申し出下さい。

令和6年10月からの医薬品の自己負担の新たな仕組み
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